diff --git a/blog/content/edition-2/posts/06-double-faults/index.ja.md b/blog/content/edition-2/posts/06-double-faults/index.ja.md index b275e560..4e78ad82 100644 --- a/blog/content/edition-2/posts/06-double-faults/index.ja.md +++ b/blog/content/edition-2/posts/06-double-faults/index.ja.md @@ -114,7 +114,7 @@ CPUはダブルフォルトハンドラを呼べるようになったので、 > ダブルフォルトとはCPUが例外ハンドラを呼び出すことに失敗したときに起きる特別な例外です。 -**「呼び出すことに失敗する」**とは正確には何を意味するのでしょうか?ハンドラが存在しない?ハンドラが[スワップアウト]された?また、ハンドラ自身が例外を発生させたらどうなるのでしょうか? +**「呼び出すことに失敗する」** とは正確には何を意味するのでしょうか?ハンドラが存在しない?ハンドラが[スワップアウト]された?また、ハンドラ自身が例外を発生させたらどうなるのでしょうか? [スワップアウト]: http://pages.cs.wisc.edu/~remzi/OSTEP/vm-beyondphys.pdf @@ -207,7 +207,7 @@ struct InterruptStackTable { [IDTエントリ]: @/edition-2/posts/05-cpu-exceptions/index.md#the-interrupt-descriptor-table ### ISTとTSS -割り込みスタックテーブル(IST)は**[テーブルステートセグメント]**(TSS)というレガシーな構造体の一部です。TSSはかつては様々な32ビットモードでのタスクに関する情報(例:プロセッサのレジスタの状態)を保持していて、例えば[ハードウェアコンテキストスイッチング]に使われていました。しかし、ハードウェアコンテキストスイッチングは64ビットモードではサポートされなくなり、TSSのフォーマットは完全に変わりました。 +割り込みスタックテーブル(IST)は **[タスクステートセグメント]**(TSS)というレガシーな構造体の一部です。TSSはかつては様々な32ビットモードでのタスクに関する情報(例:プロセッサのレジスタの状態)を保持していて、例えば[ハードウェアコンテキストスイッチング]に使われていました。しかし、ハードウェアコンテキストスイッチングは64ビットモードではサポートされなくなり、TSSのフォーマットは完全に変わりました。 [タスクステートセグメント]: https://ja.wikipedia.org/wiki/Task_state_segment [ハードウェアコンテキストスイッチング]: https://wiki.osdev.org/Context_Switching#Hardware_Context_Switching